事故事例ニュース

             
 

事故事例ニュース(第310号)

事故事例ニュース(第310号)
 
   
 
どのような場所か

 片側2車線の高速道路
 
どのような事故か

 大型トラックがタイヤバーストにより出火し、路肩に停車後全焼。怪我なし。
 
原因は

 タイヤのバースト
 
この事故を防ぐためには・・・

パンクとはタイヤの空気が抜けることで、バーストとはタイヤが破裂することです。
 
今回のようにバーストすると、その瞬間操舵力が奪われ、車のコントロールが効かなくなり大事故に繋がりやすいです。
また火災も発生しやすいです。
 
バーストの主たる原因は、
①外部からの衝撃
 タイヤが緑石等にぶつかった衝撃でバーストしたり、傷などが時間の経過とともに拡大しバーストします。

②タイヤの劣化
 タイヤは経年劣化して、ゴムの弾力や硬度が低下するとバーストしやすくなります。

③空気圧の低下
 空気圧の低下は高速走行によるハイドロプレーニング現象でタイヤにたわみが生じ、バーストが発生しやすくなります。
 
日常点検等を通じて、タイヤの点検を確実に実施しましょう。
日常点検はあなたの命を守ります。
 
 
《事故防止上の注意点》

○日常点検等でタイヤ空気圧や傷等を点検して、パンクの兆候を早期に発見する。
 
○出火時は迅速に避難する。
 
○緊急停止時は焦らず、二次事故防止への対応を迅速に取る。
(できるだけ路肩にハンドルを左に切り停止する。追い越し車線にどうしても停止するしかない場合は、ハンドルを右に切り停止する。トンネル内での停止は二次事故の恐れが高くなる。)
 
○事故・故障のあとに続く二次事故を防ぐのも大切な事故防止です。高速道路上では駐停車車両への追突事故でも、駐停車していた車にも過失が出てきます。
 

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